本日も宜しくお願い致します。
外壁塗装を行う前に必要なことで前回の続編になりますが、業者探し、現地調査、見積りを受け取るについて書きました。
今回も外壁塗装を行う際に必要な準備やイメージ、流れなどを一緒に見ていきましょう。
準備が整いましたらお家の外壁塗装をお願いする塗装業者を探します。
初めての外壁塗装であれば、塗装業者をどうやって探せばいいかわからないと思います。
業者探しは下記のような方法が挙げられますのでご自身に合った探し方で塗装業者を見つけましょう。
①近所にある業者(地域密着店)
お家の近所に外壁塗装が出来る地域密着店があれば、近場でお願いしやすいですがその業者自体がどうなのかよく調査して決めるのがおすすめです。
②知り合いの業者
塗装業者に知り合いの方にいれば塗装業者探しの手間も省けます。
ですが、希望する工事や使用したい塗料に対応できるとは限りませんので、ご自身のお家に合っているかどうかをしっかりと考えてみましょう。
③ホームページ
自社のホームページを持っている塗装業者が増えているので、たくさんの業者について簡単に知ることができます。
しかし、塗装業者の数が多すぎてどこを選べて良いか分からなくなってしまう場合もあるため、施工事例の内容や業者の評判などをしっかり確認することが大事です。
④ハウスメーカー
お家を建ててくれたハウスメーカーの場合、塗装業者を探す手間も省けますしアフターフォローもしっかりとしてくれますので安心感もあります。
ただ、ハウスメーカーは実際の工事を下請けに丸投げするため工事金額が高くなります。
⑤チラシの業者
お家のポストに外壁塗装のチラシが入っていれば、その塗装業者に見積りをお願いするのもできます。
チラシを見て業者決める場合は地域密着で塗装専門店をおすすめします。
⑥一括見積サイト
外壁塗装の一括見積サイトを利用すると手間をかけずに見積りを取ることができます。
ですが、中には手数料がかかる見積サイトがあるので注意しましょう。
現地調査とは塗装業者が外壁塗装の見積りを作るためにお家を実際に調査することです。
下記の様に道具を使用して外壁の面積を測定したり、劣化状況を確認してどのような工事が必要なのかなどを調査します。
①デジタルカメラ
現在はデジタルカメラを使って現場調査を行う塗装業者が増えています。
屋根の上は地上から見えないのでデジタルカメラで撮影したり、外壁部分も劣化部分を撮影して調査報告書を作成します。
②メジャー
外壁やお家の各部分の面積を測るために使用します。
スケールとも呼ばれ金属製のメジャーで自由に曲がるものを使用する業者が多いです。
③メモ・方眼紙
建物の長さや面積を記入するために使用します。
現地調査はご自身が在宅しているときに来てもらう方が良いです。
丁寧に調査しているかやしっかりと説明してくれたかなどこの現地調査で塗装業者の印象がわかり良い判断材料になります。
しかし、予定が合わなかったり、普段忙しくて立ち合いが出来ない場合は立ち合いがなくても調査してくれる業者を探しましょう。
外壁塗装の現地調査はほとんどが以下のように進められます。
①業者に連絡して現地調査の日時を決定する
②塗装業者が現地調査に来る
③建物の劣化状態を説明してもらう
優良な塗装業者かどうか見極めるためには次のことをご確認ください。
【最初の電話やメール連絡の対応】
業者選びのポイントとして電話対応で丁寧な受け答えができているかご確認ください。
電話対応が良くなかったり、基本的なビジネスマナーや礼儀が出来ていない場合、その後の現地調査や実際に行う工事にもそういった部分が現れてしまう恐れがあります。
【現地調査にかける時間】
お家の現地調査は一般的に30分以上かかるものでお家や外壁塗装業者によっては2時間ほどかかる場合もあります。
ですが、現地調査を5~10分程度で終わらせてしまう塗装業者は丁寧さに欠けている可能性が高く、その後の見積りや外壁塗装工事も丁寧さに欠ける可能性が高いので建物をしっかり見てくれる塗装業者を選びましょう。
また、屋根工事の見積りを出してもらう場合は長い棒の先端にカメラを取り付けて確認したり、ドローンで撮影したり、業者によっては屋根にのぼって確認しているかどうかも見てください。
【調査報告の内容】
ご自身が現地調査に立ち会えない場合、後日、塗装業者から連絡をもらい見積書の提出と一緒に調査結果の報告が行われますが、その際に建物の状態を詳しく説明してもらうことでご自身が不在の間にどんな調査を行なったのかが分かってきます。
調査報告書として写真や文書で書面にして渡してくれる塗装業者もいるので丁寧にお家の状態を報告してくれるかどうか確認してください。
塗装業者は建物の調査を行った後、調査結果を元に見積書を作成します。
一般的に見積書を作る時は様々なことを考えて建物の劣化具合の確認や計算、上司の確認などを行いますので、見積り作成に最低1週間ほど必要になります。
見積りの提出予定日を現地調査をしてもらった日に確認してみて下さい。
逆に塗装業者から見積り提出に日程を確認される場合もあります。
【見積りの金額】
外壁塗装にかかるお金の部分はとっても大事なところです。
塗装業者からの説明に根拠があれば見積り金額にも納得できるはずですが、安いという理由だけでは決めないようにしてください。
塗装業界には工事費用をだまし取ろうとする悪徳業者も存在します。
悪徳業者は安い金額を見せて契約を狙う手口を使うことが多いので、金額だけに目を向けるのではなく塗装業者の話もしっかり聞くようにしてください。
(大幅値引きに注意)
外壁塗装の悪徳業者は大幅な値引きを簡単に行いますが、一般的に高額な値引きはできません。
大幅値引きをすると最低限の利益を得ることが難しくなり、会社が成り立たなくなってしまいます。
【塗装業者の人柄】
ご自身と塗装業者の人間性や価値観が合うかという点も大事なポイントになります。
①自然に話しやすい
②質問しやすい
③馬が合う
このような部分で塗装業者と相性が合えばその後の工事に入ってから工事終了後も建物のことを気軽に相談することができます。
心から我が家の外壁塗装をお願いしたいと思えるかどうかご自身の中で、またご家族とも一緒に考えてみましょう。
【保証・支払い方法】
外壁塗装では自社の保証をつけてくれる業者がほとんどなので、保証内容をしっかり確認してください。
期間が長すぎる保証には注意が必要で塗料のグレードにもよりますが、外壁塗装に10年以上保証が付く場合、少し疑う必要があり名前だけの保証になっている可能性が高いです。
保証が適用される条件をよく確認しておくのがおすすめです。
また、工事費用の支払い方法も確認して頂きローンやクレジットに対応していない塗装業者もあるため、ご自身の希望する支払い方法に対応しているか確認してみてください。
工事費用を支払うタイミングにも何パターンかありますのでご確認ください。
①工事前・工事中・工事後
②工事前・工事後
③工事後に全額支払い
優良業者の多くは工事前半分、工事後半分や工事後全額などの形をとりますが、工事前の全額支払いをさせる業者はお金だけ受け取って逃げてしまう悪徳業者も存在します。
工事内容や金額に意識がいってしまいがちですが、金額の支払いという点もしっかり確認しておくことが重要です。
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スタッフブログ , 失敗しない塗装工事にするために | 2020/10/08