奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・橿原市・田原本町・天理市・桜井市のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
塗料には、水性塗料と油性塗料の2種類がございます。
「塗料の種類なんて初耳!で、どう違うの?」
と疑問を抱かれる方も多いはず。
そこで今回は水性塗料と油性塗料にクローズアップしてお伝えいたしますね。
水溶性塗料と油性塗料の違いを簡潔に述べると、水に溶かして使うか、溶剤に溶かして使うか、ということです。
近年主流となっているのがこちら、水溶性塗料です。
現在、世界的に人体、環境等への悪影響を減らすため、VOC削減の動きが広まっています。
VOC(揮発性有機化合物)とは、環境に放出されると、公害などの健康被害を引き起こします。
また大気汚染も引き起こし、環境問題につながることも。
ここで水溶性塗料は、溶剤(シンナーなど)でなく水で薄めることにより、VOCを大きく減らすことができます。
ここで、「シンナー等を使わないなら、無臭で安全」と思われる方もいらっしゃるとは思います。
ですが、水溶性塗料にも塗料の安定のため、微量のVOCは入っていますので、まったくの無臭というわけではございません。
換気は十分に行ってくださいね。
油性塗料は、水溶性塗料とは異なり、シンナーなどの有機溶剤で薄めます。
有機溶剤とは”他の物質を溶かす物質”ですので、非常に危険なものです。
その臭いを吸い続けるだけで、人体に健康被害がでることも。
有機溶剤の取り扱いには十分注意しましょう。
また有機溶剤には強溶剤と弱溶剤の2種類がございます。
昔は強溶剤で塗料をどろどろにして使う油性塗料が主流でしたが、人体や環境に悪影響があることが判明し、現在はあまり使われていません。
近年使用されているのは、強溶剤に比べ悪影響の少ない弱溶剤です。
こちらは、弱いシンナーでも溶けるため、強溶剤に比べ、臭いも少ない上、人体や環境への悪影響も少ないのです。
また、油性塗料には1液型と2液型という種類がございます。
簡単にご説明すると、1液型はそのまま使用、2液型は主剤と硬化剤を混ぜて起用します。
2液型は一度作ると、6~8時間が使用できる時間の限度で、時間がたってからの再利用ができません。
ですが、油性塗料は手間や技量が必要な分、耐久性には秀でています。
「油性塗料の方が耐久性があるからお得では?」
「現在の水溶性塗料は、日々進化しているよ」などなど
どちらがお得か、こちらに関しては多種多様な意見があります。
現在、各メーカーは、時代のニーズに合わせて環境と人体に優しい水溶性塗料の開発に力を入れ進めています。
しかし、油性塗料でないと塗装できない材質もあるのです。
防汚性、耐久性などの機能重視派の方には、油性塗料がベター。
できるだけ長い間、汚れにくい壁を維持したいかたはこちらがオススメです。
特に、2液型の油性塗料は密着性と耐久性に秀でています。
シンナー等の有機溶剤は、環境や人体に少なからず影響がございます。
周りにおうちが密集して建っている住宅街にお住まいの方はあまりお勧めいたしません。
また、お家の中に、妊婦さんや赤ちゃんがいる場合は、油性塗料は避ける方がベター。
油性塗料の有機塗料の強い臭いが赤ちゃんや胎児に悪影響を及ぼす可能性もあるので、水溶性をチョイスするほうがベターです。
どちらもメリット、デメリットを持ちますので、信頼できる業者さんに相談することが大切です。
お家の状態や周りの環境によって、使用できる塗料できない塗料に違いも出てきます。
ぜひ、信頼できる業者に一度ご相談ください。
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
スタッフ一同お待ちしております!!