奈良県の香芝市・北葛城郡・葛城市・大和高田市・橿原市・磯城郡・天理市・桜井市のみなさん、こんにちは!
地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店のヨネヤです!
今回のブログを執筆させていただく吉田です
本日も宜しくお願い致します。
外壁塗装を検討しているけれど、そもそも外壁塗装に種類があることはご存じでしたか?
そもそも外壁塗装ってどのような工事なんだろう?
今回は外壁塗装の基本知識についてお伝えいたします。
初心者でもわかりやすい虎の巻となりますので、外壁塗装をお考えの方はぜひご一読くださいね♪
1.外壁塗料の種類一覧
外壁塗装に使用される塗料は大きく分けて6分類に分かれています。
では、種類別に相場価格と耐用年数を交えて紹介いたしますね。
1-1.アクリル
・費用相場は5,000円~15,000円(1缶)と安め
・光沢やツヤが目立つ
・耐久性(耐用年数約3~5年)が低い→塗り替え頻度が多くなる
☆外壁塗装の塗り替えで使用されることはまれです。
1-2.ウレタン
・費用相場は5,000~20,000円(1缶)
・独特の光沢をもつ
・耐久性(耐用年数約5~7年)が十分でない。→塗り替え頻度が多くなる。
☆シリコン塗装が外壁塗装業界において、一般的に広く普及していた塗料です。
1-3.シリコン
・費用相場は15,000~40,000円(1缶)
・耐久性(耐用年数約7~10年)と価格のバランスがとれている
・製品数多めのため選択肢が豊富
☆塗装市場において80%のシェア率を占める。
1-4.フッ素
・費用相場は40,000~100,000円。
・耐久性(耐用年数約15年~)が高い。
・汚れや水をはじく撥水性あり。
・コストが高い
・次回重ね塗り時専用の下塗材が必要なので注意が必要。
☆耐久性、防汚性、耐熱・耐寒に優れている。大型施設等で使用されることが多い。
1-5.ピュアアクリル
・費用相場は50,000~70,000円。
・耐久性(耐用年数約15年)が高い。
・伸縮性に優れているので、建物にひびが入っても、水の侵入を防ぐことができる。
・乾燥に時間を要する。
☆耐久性、防水性、遮熱性を併せ持つ塗料。伸縮率は600の高数値。
1-6.無機
・費用相場は50,000~120,000円。
・耐久性(耐用年数約15年~)が高い。
・カビ、藻の発生を抑える。
・塗膜が比較的硬いのでひび割れが起きやすい傾向あり。
・次回重ね塗り時専用の下塗材が必要なので注意が必要。
☆主成分が無機のため紫外線に強く、耐久性が高い。
2.塗料は大きく分けて2タイプ
塗料には大きく分けて溶剤系塗料と水溶性塗料の2タイプがあります。
塗料は主成分の樹脂を溶かして使うのですが、この時に使うものが溶剤の場合は溶剤系塗料、水の場合は水溶性塗料となります。
では溶剤系塗料と水性塗料ではどんなちがいがあるのでしょうか?
2-1.溶剤系塗料のイロハ
・価格は高単価
・耐久性は高い
・においが強い(シンナー等)
・天候などの影響を受けにくく乾燥しやすい
・危険物であるため取り扱い注意
・塗料の約半分がVOC
※VOC(揮発性有機化合物):健康被害(シックハウス症候群)や環境被害(大気汚染)等の要因となる
2-2.水性塗料のイロハ
・価格は低単価
・耐久性は製品により異なる
・においが少ない
・乾燥は天候の影響を受けやすい(雨の日や低気温の日は乾燥に時間がかかる)
・VOCは少ない
※VOC(揮発性有機化合物):健康被害(シックハウス症候群)や環境被害(大気汚染)等の要因となる
2-3.溶剤系塗料と水性塗料どちらがいいの?
どちらにもメリット、デメリットがあるので一概にどちらがいいとは言えません。
お家の状態に合わせて、担当の業者に相談することをオススメします。
ですが!少しでもにおいを抑えたいという方、水性塗料をオススメいたします。
3.塗料の性能
塗料にはそれぞれ性能があります。
外壁塗装をすると、外観が美しくなるだけではないのです。
塗料によっては求めている性能を持っていないこともございますので、要チェックです!
3-1.遮熱性
温度が上昇する原因となる太陽光の紫外線を反射させ、外壁や屋根の表面温度の上昇を抑えます。
この結果室温の上昇を抑えることが可能になります。
また、室内の温度上昇を抑えてくれるだけでなく、建物が熱によって劣化することも防いでくれますよ^^
3-2.防水性
ひび割れが起きた時に、塗膜が伸び、下地のひび割れからお家の中に水が浸入することを防いでくれます。
3-3.防汚性
汚れが付くことを防いでくれる機能となります。
この中には、雨水を利用し外壁自身で汚れを洗い流すセルフクリーニング作用を持つものや、汚染物質を分解してくれる作用をもつものもございます。
3-3.防カビ・防藻性
カビや、藻の発生を抑える作用です。
建物の美観が保たれやすいですね。
4.そもそも塗料の成分って何だろう?
塗料は「顔料」「樹脂」「添加物」「溶剤or水」の4つの成分で構成されます。
ではこの4つの成分を詳しく見ていきましょう。
【顔料】塗料に色づけをする。下地が透けることを防ぐ。
【樹脂】塗料の耐久性が決まる。上記記載の6種類(アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、ピュアアクリル、無機)
【添加物】塗料に遮熱性や防水性等の様々な性能を加える
【溶剤or水】樹脂を溶かす
5.外壁塗装の仕上げ方法は2パターン
塗装の仕上げは、「吹付」と「手塗り」の2パターンがあります。
5-1.吹き付け塗装のイロハ
・エアレススプレーガンを使用するので広範囲の塗装が短時間で行える
・塗料時の塗料の飛び散りが多い(養生の手間が増えたり、無駄になる塗料が生じる)
・施工時間は短いが、清掃に時間がかかる
・なめらかな仕上がり
・凹凸がある場合、凹凸部の形状によっては、ローラーと併用がベター
・補修跡が分かりずらい
5-2.手塗り塗装のイロハ
・ローラーor刷毛を使用
・塗装時の塗料の飛び散りはほとんどなし(住宅が密集している場所向き)
・施工時間はスプレーに比べ長くなる
・仕上がりはわずかにローラー模様が残ることもある
・凹凸がある場合、凹凸の深さによってローラーを選ぶ
6.まとめ
外壁塗装の塗料についてお分かりいただけましたか?
外壁塗装を検討していても、何も知識ないと不安が大きいですよね。
今回の記事で、少しでも不安が解消されれば幸いです。
次回外壁塗装の流れについてご紹介いたしますね!
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