奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・橿原市・田原本町・天理市・桜井市のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
今回は外壁塗装の色の知識について一緒に見ていきましょう。
約10年に一度の外壁塗装で色選びに悩まれる方が多いと思います。
色を選ぶ前にまず、色のことに知識をつけておくと色選びが楽しくなります。
外壁にかかわらず普段の生活でも応用できると思いますので、色について一緒に見ていきましょう。
人間の視界に入る風景の色は光で構成されています。
光を人間の目で見ると白にしか見えませんが、実際には光の三原色という赤緑青が入っています。
太陽の日差しがたちこめる際には視界に映る光景は鮮やかですが、逆に暗闇の場合は黒にしか見えません。
外壁塗装を行ううえで色選びイコール家の外観を決めることですから、かなり真剣になります。
しかし、一生懸命考えたはずなのに家の仕上がりを実際に見てみると、思っていたイメージと違うと考える方が多いのも事実です。
それはどうにも避けられないことになります。
なぜかというと塗装前に参考にした色の発色方法が紙やパソコンでも違いがあるためです。
さらに太陽の光が家のように表現されないため、色の見え方が環境や人間の目によって変わります。
色は面積によって濃く見えたり、薄く見えたりします。
また、色は赤や緑などの有彩色と白や黒などの無彩色に分かれるのですが、有彩色は面積によって特に色がぶれます。
①明るい色
【小さな面積】そこまで明るくない
【大きな面積】一層明るく見える
【有彩色】彩度が高くなる
②暗い色
【小さな面積】そこまで暗くない
【大きな面積】一層暗く見える
【有彩色】彩度が低くなる
詳しい面積効果の記事はこちらから
色は光によって構成されているので逆に言えば光源によってどうにでもできます。
色決めで失敗してしまう原因は室内でモニターを見ながらカラーシュミレーションを確認したり、色見本を見比べて決めてしまうことです。
人工的な照明の光だけで色を見比べていることです。
家は常に自然の光によってさらされています。
ですので、色が異なって見えても仕方がないのです。
現在、増えてきていますが外壁色をパソコンで作成してイメージできるカラーシュミレーションがあります。
現実的にパソコンやスマホのみで再現できる色なので、実際の外壁塗装で表現できる確率は低いのが現状です。
パソコンやスマホに映っている多彩な色はモニターが電気を使って光を出力して色を表現しています。
加法混色といって黒を下地として白に近づきながら色を重ねていく方法です。
電子機器の画面自体は真っ黒な状態です。
色は光でできているので機器内部で光を出力して色を重ねて発色させています。
環境の光によっても色の見え方は変わるので紙よりも一番色の見えかたが変わりやすくなります。
紙の色見本は印刷機のインクによって色が表現されています。
色を作り出す方法としては減法混色と言って白を下地として黒に近づけながら色を混ぜる方法です。
インクや紙の素材によって色の見え方が変わるため、印刷機が違うと色が異なるように見えます。
印刷機の減法混色では電子機器の加法減色より繊細な色を表現できないためにこのようなことが発生します。
色は外観のすべてを握っています。
ですが、あまり深く考えずに気楽に色決めをすることが外壁塗装の成功の秘訣です。
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
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