本日も宜しくお願い致します。
外壁塗装で起きやすい失敗例についてですが、外壁塗装のよくある失敗例について書きました。
定期点検の重要性や相見積もりをとること、色決めなどについてになります。
今回は外壁塗装を行った際の失敗例について一緒に見ていきましょう。
【塗装費用が予想よりも高額だった】
現在の住宅の外壁塗装でもっとも使用されているシリコン樹脂塗料で塗装した場合、外壁塗装リフォーム全体の費用は足場設置や清掃といった諸工事の費用を含めて60~120万が相場です。
ですが、建物の面積や外壁の劣化状態などによってはそれ以上の費用がかかる場合があります。
ご自身のお家の外壁塗装工事費用が相場以上に高くならないようにするためにも金額が高くなるケースとその原因を知っておくことが大切です。
①建物の定期点検を怠ったために補修箇所が増えた
外壁のひび割れで入り込んだ雨水が原因で外壁内部へ水が侵入というような建物自体の劣化はそのままにしておくと進行して範囲が広がります。
このような外壁に発生している劣化症状の補修を先に行わなければ塗装作業が行えないので、モルタル外壁であれば左官補修費用などが上乗せされ、工事費用が上がってしまいます。
例えば、初期のうちに外壁や屋根の表面劣化を補修しておくことにより、塗装のみで済ませることができます。
しかし、表面の劣化が進行して外壁材などの内部まで劣化してしまいますと塗装以外にも外壁材や屋根材の張替えや補修工事などの追加工事が発生し、大掛かりな工事になってしまいます。
ご自宅の塗装で工事費用を必要以上に発生させないためにも地元の塗装専門店などに定期的な点検をお願いし、約10年サイクルで外壁の調査を依頼することが大切です。
②不当に儲けようとする悪徳塗装業者に依頼してしまった
外壁塗装やリフォーム工事で最も問題なのが悪徳業者に工事を依頼してしまい高額な金額を請求されるパターンです。
悪徳業者は外壁塗装リフォームを行いますが工事費用のお客様が相場価格などを知らないことを利用して不当に利益を取ろうとします。
よくある悪徳外壁塗装業者の手口では
(1)外壁塗装に使用する塗料を相場より高額で売りつける
(2)リフォーム工事で必要ない部分まで行おうとする
(3)工事の途中で追加費用が発生するような部分の工事を行い、後から費用を請求する
などがあげられます。
悪徳外壁塗装業者の多くは訪問販売業であり、家に突然訪問し様々な言葉で住んでいる人を丸めこんで高額な契約を狙ってきます。
外壁塗装に関する知識がないと、訪問してきた悪徳業者のセールストークに騙される恐れがあります。
このような突然訪問してくる悪徳業者にだまされないためにも、こちらの記事を参考にしながら悪徳業者の手口を知っておいてください。
③元請け業者の中間マージンで費用が高くなってしまった
多くの大手リフォーム会社、ハウスメーカー、工務店などでは自社で工事は行わず、自社で契約している下請けの外壁塗装業者など丸投げし委託しています。
そうなると多額の中間マージンが発生してしまいます。
この中間マージン発生させないためには外壁塗装工事をすべて直接施工で行う外壁塗装専門業者に依頼するのが良いと思います。
④複数社から見積もりを取らなかった
複数の塗装業者見積り依頼するメリットは
(1)外壁塗装工事全体の費用
(2)外壁塗装工事で行う修復や塗装などの工程
(3)各塗装業者の営業マンや職人の雰囲気や対応力
上記の3点を比較しどの塗装業者と契約するのか外壁塗装で失敗しない最も良い方法です。
塗装業者を決める方法には
(1)知り合いや友人に紹介された
(2)知り合いや友人、親戚などが塗装業者に務めている
(3)家から業者の営業所が近い
(4)ネットの口コミなどで有名
などいろいろな決め方があります。特に良い悪いはありません。
ただし、1社の塗装業者しか見ずに塗装工事を依頼してしまうと相場金額を把握できず、多めに費用を支払う可能性もあります。
複数の塗装業者から見積もりを取って比較するという方法は各塗装業者の提案や工事金額を比較するために必要です。
高額な工事費用の塗装業者や手抜き工事を行う悪質な塗装業者か見抜くためにも効果があります。
他の塗装業者の見積書と比較して一つの業者の工事費用だけ他社と比較してあまりにも高額の場合や安すぎる時はその業者を依頼先の候補から外すのが無難です。
また見積りの全ての項目が一式と記載していたり、塗料の使用量が曖昧な見積書を作る塗装業者も
(1)何を根拠にその工程の費用が計算された費用かわからない
(2)行われる工事内容が適切かどうかも判断できない
などの理由からまずは選択肢からは除外した方が良いでしょう。
【満足した仕上がりの塗装にならなかった】
外壁塗装が完成するまで仕上がりがどうなるか分からないという点は楽しみでもあり、不安でもあります。
外壁塗装工事前にイメージした内容と実際の仕上がりを近づけるためにも、カラーシュミレーションを塗装前に十分に行うことが重要です。
①色を決めるためのカラーシュミレーションが不十分だった
お家に塗装する色をお選びされるときに塗装業者からもらえる色見本には
(1)塗料メーカーの色見本
(2)A4サイズの大きなボード
など様々な色見本があるため、可能な限り大きなカラーサンプルでご確認頂いた方が分りやすいと思います。
小さなカラーサンプルに塗られた塗料の色と実際に家に塗った塗料の色では同じ塗料であっても、見た時の感じ方が変わる面積効果といわれる目の錯覚が起こるため、思っていた色と違う現象が発生します。
②周囲の景観に配慮して色を選ばなかった
近隣の家や周りの雰囲気を考えないでお家の色を選ぶと、周囲からご自身のお家の色がかなり目立ってしまい、どんなにご自身が気に入った色で外壁や屋根を塗装できても違和感が出てしまいます。
外壁や屋根の色を選ばれる際はご自身の家の色だけではなく、近隣の建物や公共物などの色に似ていないか、周りと比べて目立っていないかまで考える必要があります。
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
スタッフ一同お待ちしております!!
スタッフブログ , 外壁塗装について , 失敗しない塗装工事にするために | 2020/10/10