奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・橿原市・田原本町・天理市・桜井市のみなさん、こんにちは!
地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店のヨネヤです!
今回のブログを執筆させていただく吉田です!
突然ですが塗料の種類によって、塗ることのできる範囲が異なるのはご存じでしたか?
外壁塗装に使われる塗料は各塗料ごとのタイプによって塗布範囲が異なるのです。
そうすると、少ない塗料の量で広範囲を塗れたほうがお得な気がしますよね。
今回は塗料代と塗布量の関係性に焦点を当て見ていきます。
1.塗布量とは?
塗布量というのは、塗料1缶または1㎏でどのくらいの広さを塗装できるかという数値のことです。
ここで重要となるのが、塗料の種類によってこの塗布量が変わってくるということ。
もしこの数値を遵守せず、塗装をしてしまえば、塗料はその性能を発揮することができません。
その結果、ひび割れなどの不具合が起こりやすくなってしまうのです。
1-1.塗布量は塗料ごとに異なる
外壁塗装の塗料は一斗缶のような缶一つで大体15㎏ほど入っています。
この約15㎏の塗料で塗れる範囲は塗料の種類ごとに決まっているのです。
2.塗布量と費用はどう関係するの?
塗料ごとの塗布量により、費用は変わってきます。
実際に例を交えてみていきましょう。
外壁塗装をする面積が100㎡の場合、塗料であれば一缶で済み、塗料Bであれば二缶必要になります。
ということは、上記の例ですと、塗料Bを既定の塗布量を遵守して使用すれば、お値段は2倍ということになります。
結果的には、一缶で塗布できる面積が広ければ広いほど、塗料の費用はお安く済むということなのです。
3.塗布量ぎりぎりの量でOK?
外壁塗装をする際、塗装する範囲分ぴったりの塗料を用意すればいいのかというとそうではないのです。
業者から、完了の報告を受け、ご自分で確認した際、塗り残しを発見したり、足場解体時に剥がれた塗装を見つけたりすることも。
このような場合は、塗り直しが必要になりますよね。
ですので、質のいい業者ですと、このようなことに対応できるよう、塗料をちょうど余りがない量ではなく、余裕を持たせて準備します。
「余分に準備するなら、その分損をするのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、もしぴったりの量で塗り残しなどを発見し、違う塗料缶を使用した場合、多少色が変わってしまうことも。
また、必要な分の塗料がなかったので、薄めて使いましたなど悪徳業者の手抜きを増長させてしまうことにも。
塗料はぴったりを用意するのではなく、少し余裕をもって準備している業者を信頼してくださいね。
4.塗布量を守らないと何が起きる?
先ほどの表を参考にして考えてみましょう。
この塗料Bを一缶だけ使って、100㎡の面積を塗るとするとどうなるのでしょうか。
一缶で塗れる面積が50㎡のもので、100㎡塗ろうと思えば塗料を薄めるしか方法はありませんよね。
薄くなるとどうなるのか?
塗料が薄くなってしまうと、その塗料本来の性能が発揮されないのです。
例えば選択した塗料に、断熱性効果があると仮定しますと、その機能が失われてしまいます。
断熱機能を求めて、その塗料を選択したのであれば、費用が安くなるとはいえ本末転倒ですよね。
また、反対に厚塗りをしてしまっても、ひび割れなどトラブルの原因になることも。
塗料は適正量を守って使わなければいいことはひとつもありません。
必要な塗料の缶数は以下の式に当てはめて計算してみてくださいね。
「お家の外壁面積÷一缶で塗れる面積」
5.塗料のグレードとは?
外壁塗装の塗料にはグレードと呼ばれる耐久性の等級があります。
もちろん、この等級が高ければ高いほど費用は高くなりますが、その分耐久性もUPします。
5-1.ウレタン系
・6-10年の耐久年数
・色や種類が豊富
・費用が安い
5-2.シリコン系
・費用はそこまで高くはない
・8-15年の耐久年数
・ひび割れ、剥がれが起こりにくい
5-3.ラジカル塗料
・塗膜が劣化する原因となる原子や分子の働きを抑える
5-4.フッ素系
・耐久性が高い
・シリコン系に比べてひび割れは起きやすい
・メンテナンスを行えば、長く使用できる
5-5.無機系
・耐久性がとても高い
・ひび割れは起きやすい
6.塗料代を抑えるための業者選び
外壁塗装では一缶で塗布できる面積が大きい塗料を選べば、費用をお安く済ませることができます。
このとき業者の選び方として2つのポイントをご紹介しますね。
6-1.見積書は細かい業者がオススメ
塗装業者には、塗料の名前やメーカーの詳細を見積書に記載してくれない業者もいます。
この詳細が分からなければ、塗料ごとに異なる塗布量もわかりません。
そうなれば、本当に規定量なのかもわかりませんので、業者任せになってしまいます。
自分自身でもチェックできるよう、見積書は細かく記載してくれる業者に依頼するようにしたほうがベターです。
6-2.詳しい説明をしてくれる業者がオススメ
各塗料の詳しい性能や特徴を説明できるということは、塗料について豊富な知識を持っている証拠ですよね。
また、専門用語等を乱用して説明を行う業者も信用できません。
塗料を知り尽くしている業者であれば、お客様にわかりやすく説明することが可能なはず。
できるだけ丁寧にわかりやすく説明してくれる業者を選びましょう。
7.まとめ
各お家によって適切な塗料は変わってきます。
それぞれのお家にあった塗料を選んだうえで費用を抑えられるよう選択肢をくれる業者を選ぶのがベストですね。
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
スタッフ一同お待ちしております!!