中古住宅購入後の外壁塗装について
宜しくお願いします。
今回は中古住宅購入後の外壁塗装について一緒に見ていきましょう。
目次
1.中古住宅購入後の外壁塗装
中古住宅を購入後、リフォームが必要な状況は以下になります。
①以前の持ち主が売却前に建物のメンテナンスを行っていない
②以前の持ち主が売却前に塗装を行ったが安く質の良くない塗料を使用した
③不動産業者がメンテナンスの状況を把握しないまま売り出した
1-1以前の持ち主が売却前に建物のメンテナンスを行っていない
中古住宅は建ててから数年以上経過した状態で売りに出されていることが多いです。
建ててから十数年経過しているにもかかわらずメンテナンスを行っていない物件もあります。
新築で使用されている外壁塗装の塗料の寿命は十年未満がほとんどで塗り替えが必要になってくる時期になります。
売りに出された時期が7~8年であっても築十年経過した場合、塗装が必要になってくるので、中古住宅購入後、数年で塗装が必要になってきます。
中古住宅を購入される方は意識が購入だけに集中してしまうので住宅にかかる費用を忘れがちになります。
中古住宅を購入する際は数年後のメンテナンスのことも考えて購入するようにしましょう。
1-2以前の持ち主が売却前に塗装を行ったが安く質の良くない塗料を使用した
見た目は確かに綺麗であれば汚い家より買われるのが普通でしょう。
しかし、見た目が綺麗であっても安い塗料を使用して塗装した場合、すぐに次の塗装を行わなければなりません。
そのような中古住宅を購入してしまった場合、すぐに塗装を行うことが必要になります。
中古住宅を購入する際はどんな塗料を使用したのか確認しておくことも重要です。
1-3不動産業者がメンテナンスの状況を把握しないまま売り出した
不動産業者の中には売れればいいという発想のもと、売れた後のことを考えない為、外壁塗装やメンテナンスが行われているかなど把握しません。
不動産業者を通して中古住宅を購入した方は購入後すぐに騙されたと思うでしょう。
不動産業者で中古住宅を購入される際は必ず、いつどんなメンテナンスが行われたなど確認しておきましょう。
2.中古住宅の外壁塗装の必要性
中古住宅はなぜ塗装やリフォームが必要なのか。
それは中古住宅は古いといったデメリットがあるからです。
①築年数が経っている
②新築時からのダメージが蓄積して劣化しやすくなっている
③売却中、住まない環境ができてしまい湿気でカビなどが発生する
④売却前に住んでいた人がメンテナンスをきちんと行っていないと購入後、メンテナンス費用が高くなる
中古住宅は新築に比べて安く購入できるメリットがありますが、逆にその分デメリットもあります。
2-1中古住宅を塗装する必要性
中古住宅の一番のデメリットは古いという点です。
新築で購入する人に比べて中古住宅を購入される方は劣化が蓄積している状態で家を購入するので、その点を理解する必要があります。
そんな中古住宅で快適に過ごしていくためにリフォームが必要になります。
①中古住宅の劣化を防ぎ寿命を伸ばすため
②中古住宅内の環境を快適に保つため
③素人ではわからない劣化を見つけるため
2-1中古住宅の劣化を防ぎ寿命を伸ばすため
住宅は常に紫外線や雨水、ホコリなどのダメージを受け続けています。
この環境ダメージを受け続けることによって建物の構造的な劣化を引き起こし、建物の寿命が短くなってしまいます。
そのため外壁や屋根、その他の付帯部などにダメージを受けないため、塗装を行い塗膜で建物を守ります。
しかし、塗装の塗膜は日々の環境ダメージによって劣化していき、最終的に塗膜が劣化しひび割れや剥がれが発生します。
中古住宅はこのような状態に近いので建物の寿命を伸ばすためにも塗装が必要になってきます。
2-2中古住宅内の環境を快適に保つため
中古住宅は古いため隙間風などが入ってくることもあります。
その他、結露したり実際に中古住宅に住んでみないとわからないことが多くあります。
こういった中古住宅内で快適に過ごすためにもリフォームが必要です。
2-3素人ではわからない劣化を見つけるため
外壁の大きなひび割れや剥がれなどは誰が見ても劣化しているとわかりますが、見た目で分からない劣化もあります。
例えば下から見れない屋根の劣化や高いところに取りつけている付帯部の劣化など素人ではわからない部分の劣化が発生します。
普段見れないような部分の劣化は外壁塗装業者の現場調査で見ることができます。
中古住宅を購入された場合、劣化に気づいたらリフォームを検討してください。