塗料の硬化剤について
奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・大和高田市・生駒郡・橿原市・田原本町のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
今回は塗料の硬化剤について一緒に見ていきましょう。
目次
1.外壁塗装の硬化剤とは
外壁塗装の塗料には様々な樹脂のグレードがあり、それらの塗料の中で1液型塗料と2液型塗料が分類されます。
1液型と2液型はそれぞれに特性やメリットデメリットがあり、塗装する場所などによって使い分けられます。
1-1 一液型塗料と二液型塗料
外壁や屋根に使用する塗料には一液型と二液型があります。
この2つの違いは
特に混ぜ合わさなくてもそれ単体で塗装が可能な塗料が一液型
主剤と硬化剤を2種類混ぜ合わせるのが二液型になります。
1-2硬化剤とは
硬化剤とは柔らかい主剤に加えることで塗料が硬化を開始、促進、調整するために加えられる化学物質です。
二液型塗料は主剤に硬化剤と混ぜることで塗料としての性能を発揮します。
主剤だけ使用したり硬化剤だけを塗料として別々に使うことはありません。
1-3硬化剤の量を増やすと固まりやすい?
硬化剤と聞くと主剤と混ぜることにより、塗装後に固まるのが早くなるや乾くのが早くなるといったイメージがありますがこれは正解ではありません。
乾燥を早くできるようにたくさん硬化剤を入れてしまうと塗料が固まりすぎてしまい塗装時に使用できなくなります。
主剤に硬化剤を適量に混合させることで塗料として使用できます。
2.二液型塗料のアピールポイント
2-1耐用年数が長い
一液型塗料と比べて二液性塗料は耐久性に優れた塗料です。
硬化剤を主剤に混ぜることで強靭な塗膜を形成して紫外線や雨風から外壁を守ります。
紫外線や雨風が強い地域にお住まいの方やメンテナンス頻度を長くしたい場合には適した塗料といえます。
また、一液型塗料のように硬化剤がすでに混合されている塗料と比べて二液型塗料は主剤と硬化剤が別々ですので長く保管できます。
2-2密着度が高い
二液型塗料は一液型塗料に比べて密着性が高くなります。
塗装を行う前に硬化剤を主剤と混ぜることで密着力が強力さを増します。
そのため二液型塗料は幅広い箇所に使用することができます。
2-3乾燥が早い
二液型塗料は主剤に硬化剤を混ぜると数時間で塗料が固まります。
そのため塗装後の乾燥時間が短縮できてスムーズに作業が行えます。
2-4綺麗な仕上がり
二液性塗料は塗布した後の刷毛目が出にくく、美しく艶やかに仕上がります。
そのため塗装の品質をより重視する方におすすめの塗料です。
さらに二液型塗料は塗膜の密着性が非常に高く、綺麗な仕上がりになります。
3.硬化剤と強化剤
3-1強化剤とは
塗料の性能を向上させるために使用するのが強化剤です。
強化剤は硬化剤と同じように主剤に混ぜて使用します。
3-2硬化剤と強化剤の違い
硬化剤がセットの塗料は主剤だけでは固まらないので、主剤のみでは塗装が不可能です。
強化剤がセットの塗料は強化剤がなくても主剤だけでも固まります。
そのため、強化剤がなくても主剤だけで塗装が行えます。
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