外壁塗装が劣化する原因
奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・大和高田市・生駒郡・田原本町のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
1.外壁塗装が劣化する原因
外壁塗装の劣化原因は毎日降り注ぐ太陽からの紫外線や雨が外壁に当たったりと日々受け続けることで塗装されている塗料の耐久性が低下していき毎日少しずつ劣化しているからです。
塗装後の外壁には薄い3層の塗装の層が塗り重ねられていますが、塗装が少しずつ剥がれていくことで防水機能が弱くなってしまい様々なトラブルを引き起こします。
1-1外壁塗装の耐久年数切れ
外壁塗装の粉化(チョーキング)
チョーキングとは外壁に手で触れた時に白い粉が手のひらに付着する現象です。
これは外壁塗装で使用される塗料の顔料がチョークに似た粉状になって消耗することから起こる現象です。
チョーキングの原因は光や熱、紫外線や雨風など気候による影響が大きいです。
気候の影響を受けて外壁の塗装が劣化していくことは仕方ありませんが、お家がある土地の気候に合わせることや耐久性が高く劣化しにくいラジカルやフッ素、無機塗料などの外壁塗料を選択することによりチョーキングを防ぐことができます。
1-2温度変化による外壁の劣化
塗装のひび割れ
外壁塗装のひび割れはクラックと呼ばれ、塗装が劣化している一つの原因になります。
このクラックの大きな原因は温度や湿度が変化することによる体積の収縮になります。
外壁塗装で使われる塗料は温度変化や湿度変化で体積が収縮と膨張を繰り返します。
体積の移り変わりがひび割れの原因の一つになります。
1-3年月経過で塗料が変質
外壁塗装で使用されている塗料には特殊成分が多く含まれています。
①顔料:塗料の色を付けるため
②樹脂材:品質そのものに影響する
③品質を長期間保たせる成分など
これらの含まれている成分が年月が経過するにつれて変質します。
ラジカルが発生し外壁の劣化を速めてしまうので、外壁塗装はいずれ必ず劣化します。
同時に塗料の変質も外壁塗装を劣化させる原因となります。
1-4外壁の経年劣化
コーキングのひび割れや剥がれ、痩せ
太陽の紫外線はコーキングを劣化させる大きな原因となります。
コーキングとは外壁塗装の隙間に対してコーキングと呼ばれる樹脂を注入しています。
通常のコーキング材は弾力があり、建物が動いた時に合わせて伸縮しますが、紫外線に晒され続けることにより、コーキング材が劣化して変質してしまい硬化します。
劣化が進行するとひび割れがコーキング材に入り最終的に建物から剥がれます。
コーキングは隙間を埋める効果があり、防水材としても使用するので劣化したまま放置すると雨漏りなどが発生してしまいます。
紫外線が直接の原因ですが、外部的な刺激を長年受け続けたり、経年劣化が原因と言えます。
1-5植物や細菌
コケが付く
コケは胞子が外壁に付着することが原因で繁殖します。
植物の一種であるコケは基本的に都会では少ない傾向です。
田舎や自然の多い土地であったり、お家の付近に川が流れている場合など外壁にコケの胞子が付着します。
また、日当たりの良い場所や温度の低い場所ではコケは繁殖できません。
そのため、水分を含みやすい外壁な状態になっている場合、コケは繁殖しやすくなるとはいえ、こまめに撥水性能が高い外壁塗料を塗るなどして予防することが大切です。
カビの繁殖
菌子を飛ばしてカビは繁殖します。
生態もコケとに似ていることから、付近に池や川などが場合、カビが繁殖しやすい環境になります。
しかし、カビの場合は水分と湿度で成長していくので都会の建物にも多く付着しており、コケと違って有害な物質が多い場合もあります。
カビを予防するのに効果的な方法はツルツルとした塗料を選ぶことで菌が付着しにくくなりますので、繁殖予防にもなります。
1-6施工不備
外壁塗装の劣化原因は自然環境によるダメージが大きいですが、残念な原因のひとつとして塗装業者側の施工不備があります。
外壁塗装は基本的に決められたルールで工事を行いますが、そのルールを破り工事を行っている場合はすぐ外壁に不具合が発生します。
①高圧洗浄後、乾かないまま塗装を行った
②規定以上に薄めて塗料を使った
③下地処理を行わず塗った
④下塗りをしっかり行わなかった
⑤塗料が乾燥しないまま塗り重ねた
など手抜き工事を行うと外壁塗装の劣化は早まります。
上記の内容はどの内容も悪徳な業者が行う手口なので、このような業者が塗っている場合にはご近所さんと同じ時期に建てられたお家であっても、ご自身のお家だけ先に外壁塗装での不具合が発生する可能性があります。
選ぶ塗装業者が大事になってきますので、必ず優良業者に塗り替えを行ってもらってください。
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
スタッフ一同お待ちしております!!