外壁塗装の寿命について
こんにちは。奈良の香芝市で外壁塗装と屋根塗装を行っております株式会社ヨネヤweb担当の藤本です。宜しくお願い致します。
外壁塗装の寿命についてですが、外壁の耐用年数とは、塗料の耐用年数、促進耐候性試験とは、塗料決めの選択肢について書きました。
今回は外壁塗装の寿命についてご紹介します。
外壁塗装の持つ年数は塗料の種類やグレードによって異なります。塗料によって耐用年数が変わってきます。
現在、あまり使われていない塗料や主流になっている塗料、高耐久の塗料など様々です。
①外壁の耐用年数とは
外壁の耐用年数の意味は使える予定の年数のことを指し、限りあることを示しています。
外壁塗装の耐用年数は2種類に分類されます。
(1)塗料の耐用年数
塗料の耐用年数とは各塗料メーカーが自社で発売した塗料の塗装後からどれくらいの年数もつのかを示したものです。
(2)建物の耐用年数
建物の耐用年数とは建築材ごとの建物の寿命を示すものになります。
塗料の耐用年数と建物の耐用年数は外壁塗装の耐用年数に大きく関連してきますのでその内容をご覧ください。
②塗料の耐用年数
塗料の種類で耐用年数の違いをご紹介します。
アクリル系塗料(5~7年)
耐久性は良くありませんが価格は安い塗料になります。
他塗料と比較しますと汚れやすく耐久性に劣ります。
ウレタン系塗料(6~10年)
耐久度はあまり良くありませんがコストパフォーマンスが高い塗料です。
色褪せや汚れに比較的に強く、現在では良い塗料が出ていますので耐久性が短い方ですが、施工性などバランスが良い塗料になります。
最近はシリコン人気が高いため、現在はあまり使われなくなってきました。
シリコン系塗料(8~15年)
現在では耐久性に優れている塗料です。
住宅の屋根、外壁の塗り替えでもっとも多く使用されています。
汚れや色落ちに強く、防カビ性・防藻性など高い性能があります。
ラジカル系塗料(8~15年)
耐久性があり、酸化チタンを使用している太陽の紫外線などに強い塗料です。
2012年に発売された新しい塗料です。
シリコン同様、価格も比較的安く性能が良い塗料です。
光触媒塗料(10~15年)
耐久性に優れている塗料のひとつです。
太陽の光や雨など自然の力で外壁などを綺麗にしてくれる性能があります。
しかし外壁塗装工事のコストがかかります。
フッ素系塗料(15~18年)
耐久性が非常に良い塗料です。
耐用年数はもっとも優れていますがコストが高い塗料です。
光沢感と防汚性も高いです。
フッ素系塗料はビルや商業施設など大きな建物でよく使用されます。
大型の施設での塗り替えは費用もかかりますし、構造によっては容易に施工できない場合もあります。そのため、耐久性の高いフッ素系塗料が選ばれています。
近年は住宅の外壁用としても使われています。
遮熱系塗料 (15~18年)
耐久性はフッ素系塗料同様に非常に良い塗料になります。
主な特徴としましては塗料に熱を反射する性能があり、室内を快適に保ってくれます。
省エネやエコなど環境問題にも配慮しています。
無機系塗料(18~20年)
耐久性は塗料の中でナンバーワンの塗料になります。
耐候性も良く、無機物が多く入っていますので劣化しにくいのが特徴です。
外壁塗装工事の時にシリコンクラス以下の塗料は現在ほぼ使われず、現在はシリコン系塗料が主流です。
各塗料メーカーで出されている耐用年数は促進耐候性試験行って塗料の耐用年数や耐久性を検証して数値を出しています。
促進耐候性試験とは
試験機を使いまして疑似的に太陽・雨などの自然の状態を作り出して劣化具合を確かめる基材のことを言います。
塗料決めの選択肢
それぞれ考え方はありますが、耐用年数が短く安い塗料を使用して短期間で塗り替えを行う考え方と耐用年数が長く高い塗料を使用して長期間で塗り替えを行う考え方がありますが、塗装工事では塗装を行うほかにも工程がたくさんあります。
足場代や工事にかかる人件費などありますので、考え方としましては
耐久性が比較的長く(15年くらい持つ塗料)コストがあまりかからない塗料をおすすめします。
それがシリコン系とラジカル系塗料です。
現在人気の塗料で耐用年数が長くコストも安いので、定期的な塗装でありましても性能・費用の両面から見ても満足いく内容ではないでしょうか。
ヨネヤではお客様に合った塗料のご提案をさせて頂いております。
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