外壁塗装の準備とイメージについて 前編
奈良県の香芝市のみなさん、こんにちは!
本日も宜しくお願い致します。
外壁塗装を行う前に必要なことで外壁塗装の全体的な流れについて書きました。
今回は外壁塗装を行う際に必要な準備やイメージ、流れなどを一緒に見ていきましょう。
外壁塗装の全体的な流れ
外壁塗装はご自身と塗装業者が一緒になり行っていく大切なお家のメンテナンスですが、ざっと表しますと下記のように外壁工事を進める流れになります。
①事前にできる準備
②塗装業者を探す
③塗装業者を選ぶ
④外壁塗装工事
さらにもう少し細かく分けると下記のような流れで進めます。
(1)下準備
まずは外壁塗装工事について調べるなどの下準備をご自身で行うことでスムーズに進めることができます。
(2)業者探し
適性価格でご自身のお家に合った外壁塗装をしてくれる優良業者を探します。
(3)現地調査
外壁塗装業者に問い合わせを行い、外壁塗装業者に建物の状態をしっかりと調査してもらいます。
(4)見積り
塗装業者が現地調査でわかったことを元に見積書を作って提出します。
(5)じっくり考える
見積書をもらったら、見積書内容や塗装業者に納得できるか家族みんなで考えます。
見積りの際に話を聞いてここでやりたいと思われた場合はその場で契約しても問題ではありません。
安い塗装業者より良い塗装業者を選ばれることをおすすめします。
(6)塗装業者と契約
塗装業者が決まりましたら契約を行います。
(7)外壁塗装工事
外壁塗装前に打ち合わせなどを行い本題の外壁塗装工事がスタートします。
一般的な工事期間は約2週間程度です。
(8)工事後
工事が終わったら、残りの手続きや確認をしっかり行っていきます。
(1)下準備
お家の外壁塗装を行うためにまずは工事をする業者を探しといきたいところですが、ご自身で事前にできる外壁塗装工事に関する調査や準備を行うことで物事がスムーズに進みやすくなります。
①ご自身でお家の外壁の劣化状態を確認する(セルフチェック)
②外壁塗装に関する知識を少しつけておく
もし火災保険や助成金などを利用したい場合はそれぞれの準備をしておくのもおすすめです。
ご自身が外壁塗装のことはまだ何となく頭にあるだけという場合、まずはここから始めてください。
【お家のセルフチェック】
ご自身がお家の状況を知っておくことは塗装業者を探すうえでも大切になってきます。
専門的なことは分からないと思うのでご自身が分かる範囲で大丈夫です。
①築年数
②お家に起きている劣化や不具合
③外壁の種類(モルタル・サイディング・トタン等)
④屋根の種類(瓦・スレート・金属など)
⑤過去のリフォーム歴
また、お家に起きている劣化や不具合は次の項目を確認しておくことがおすすめです。
(1)ひび割れ
外壁にひび割れが起きているかを見ておき、もしあれば範囲や何ヶ所くらいで起きているのか簡単に把握しておいてください。
(2)剥がれ
外壁の塗膜が剥がれてしまっている場合もひび割れと同じようにどのくらいの規模なのか見ておきましょう。
(3)色褪せ
色褪せは均一ではなくマダラに起きやすく、ひび割れと同じようにどのくらいの規模なのか見ておいてください。
(4)チョーキング
(5)カビ・コケ・汚れ
外壁にカビやコケなどの汚れが付着していないか確認します。
日当たりが悪い面にカビやコケは発生します。北面や東面、その他物置の裏側など確認してみてください。外壁が黒くなっていたり、緑っぽい場合はカビコケ藻の可能性が高いです。
(6)サイディングの継ぎ目
お家の外壁に継ぎ目がある場合、サイディングと呼ばれる外壁材が使われていますが、継ぎ目部分にゴムのような弾力のあるコーキング材という樹脂が詰められています。
コーキング材がひび割れや痩せ、硬化現象を起こしていた場合は劣化のサインです。
【外壁塗装に関する知識を少しつけておく】
外壁塗装は専門的な工事になるため、一般の方が知識をつけることはかなり難しいと思います。
優良な塗装業者であれば専門的な知識がなくてもわかるように説明してくれますが、事前に少しでもご自身で外壁塗装について知っておくのがおすすめです。
下記の3つだけでも押さえておくと、塗装業者の話が理解しやすくなり業者を絞ることができます。
①外壁塗装の相場
②塗料の種類
③悪徳業者の特徴
(外壁塗装の相場)
約30坪の一般的なお家を外壁塗装のみする場合、約60~120万の相場になっているため、100万前後と覚えておくのが良いと思います。
ただし、お家の劣化状態や外壁の種類、塗料の選定や工事内容などによっては相場の金額どおりにいかない可能性もあるため、塗装業者を呼んで実際にお家を調査してもらう必要があります。
しかし、下準備の段階で相場だけども知っておくと費用面について判断できたり、非常に高額低額な見積り金額を出してくる悪徳業者を見極めることも出来てきます。
(塗料の種類)
外壁塗装はペンキを塗ってお家を強く綺麗にする工事ですが、使う塗料に色々な種類があります。
塗料にもグレードがありグレードによって品質レベルや耐久年数を分類されており、お家の外壁塗装で一般的に使われるのは下記になります。
①シリコン塗料 (耐用年数)8~12年
②ラジカル制御型塗料 (耐用年数)12~15年
③フッ素系塗料 (耐用年数)15~18年
④無機系塗料 (耐用年数)18~20年
(悪徳業者の特徴)
残念ながら外壁塗装は工事費用をだまし取る悪徳業者が潜む業界でもあります。
そのため、悪徳業者にだまされて大切なお金を奪われたり、お家を傷つけられないよう、特徴を知っておくことが大切です。
①訪問販売で突然お家にやってくる
②大幅な値引きをする
③不安をあおり、契約を急がす
④オリジナル塗料を勧められる(実際は嘘)
⑤工事費用の支払い方法が全額前払い
上記のような特徴がある場合は悪徳業者の可能性が高いです。
少しでも怪しいと思った場合はその場で即決して契約をしないようにしてください。
(火災保険を利用したい場合)
実は火災保険を使ってお家の工事を行える場合があり、雨風や台風などによりお家が損害が発生した時に申請することができます。
そのため、雨漏り修理や屋根工事で適用されることが多く、お家を修理を火災保険で行いたい場合、まずはご自身で下記の項目をご確認ください。
①加入している火災保険の契約内容を確認
②破損時の状況や日時を把握しておく
(助成金や補助金を利用したい場合)
日本の各市町村ではお家のリフォームを支援する助成金・補助金制度を設けている自治体があります。
ただし、耐震や省エネを目的とした工事でなければ適用されないことが多く、外壁塗装の場合は遮熱や断熱効果がある塗料を使った工事が適用されやすいです。
そのため、助成金や補助金を利用して外壁塗装を考えている場合、ご自身のお家の地域に助成金や補助金制度があるかどうかを確認しましょう。
①助成金や補助金制度に外壁塗装が適用されるものはあるか
②ご自身のお家が助成金や補助金制度の対象になるかどうか
③助成金や補助金制度の受付期間
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
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スタッフブログ , 失敗しない塗装工事にするために | 2020/10/06