外壁塗装工事中にエアコンは使えるかについて
奈良県の香芝市のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
今回は外壁塗装工事中にエアコン使用について一緒に見ていきましょう。
目次
1.エアコンは外壁塗装中に使えるのか
外壁塗装は色々な作業を建物の周りで行います。
外壁の周辺や下屋に設置されてるエアコンの室外機や給湯器、換気口は作業時に養生が必要になります。
そのため、エアコンの室外機にも養生を行うので外壁塗装を行う際は何日かはエアコンが使用できない可能性があり、その際の生活の仕方を考えておくことが重要です。
1-1エアコンの室外機は養生シート覆われる
養生とは何かというと高圧洗浄の泥水の飛び散りや塗料、建物の塗装が必要でない部分などに付着しないようにビニールシートやマスキングテープで覆い保護する作業のことです。
外壁塗装作業における養生は工程の中で一番重要と言う職人がいるくらい大事な工程であり、塗装を行う際は必ず必要な作業になります。
外壁塗装では塗装箇所に応じてその近辺の塗らない部分を養生します。
その中で塗装を行わない室外機やガスの給湯器などは養生シートなどで覆います。
この際に室外機を養生がされた状態で稼働させると、故障などが発生する恐れがあるので、エアコンを稼働できない状態になります。
1-2外壁塗装中に配管ホースを取り外すことがある
ダクトカバーがある部分は外壁に穴をあけてねじなどで固定されています。
外壁に沿うようにして固定されているダクトカバーのネジを取り外しますので、ダクトカバーで隠れている部分の外壁を塗装するので取り外すことが必要です。
このダクトカバーの取り外し作業中などはエアコンが使用できません。
ダクトカバーの部分を塗らない場合やダクトカバーの取り外しが必要ない場合は室外機と同じようにダクトカバーを養生するだけで済むケースもあります。
2.エアコンが使えなくなる期間
2-1塗装工事の期間と流れ
外壁塗装工事では以下の工程を数日かけて行います。
※この工程の日数はおおよその日数です。
(1)足場設置=1日
(2)高圧洗浄=1日
(3)高圧洗浄後の乾燥=1日
(4)下地処理=1~2日間
(5)養生=1~2日間
(6)塗装=6~9日間
(7)足場解体や片付けなど=1日
戸建て住宅の平均的な外壁塗装工事期間は2週間~3週間程度ですが、塗装工事期間中はエアコンが完全に使用できないということはありません。
2-2エアコンが使用できない作業と期間
エアコンが使えない日は高圧洗浄や塗装が行われる期間の2回になります。
しかし、ここ数年で施主様が快適に過ごせるように施工中でも対応してくれる業者の方が多くなってきています。
実際にどのくらいエアコンが使えなくなるかは業者によって違いがありますので、工事を契約する前に見積りや建物診断の時点で確認しておいてください。
外壁表面の汚れなどを水で洗い落とす作業を高圧洗浄と言います。
高圧洗浄は業務用の専用機で汚れを落とすことにより、その後の工程の下地調整や塗装などやりやすくするために壁面を綺麗にするために必要な工程です。
作業は業務用の高圧洗浄機で行うため、外壁の周囲に大量の水を勢いよく噴射さるので水しぶきが外壁周辺に広範囲で飛び散ります。
水の飛散が敷地外に飛び散らないように飛散防止ネットのおかげで防げますが、大量の水が中に入らないようにエアコンの室外機も養生が必要なので、高圧洗浄作業中はエアコンが動かなくなり、洗濯物も干せなくなります。
3.エアコン使用に関して配慮してくれる業者を選ぼう
3-1エアコンに配慮してくれる業者の例
外壁塗装と切っても切り離せない換気や温室管理という問題を改善するため、塗装工事中にエアコンが使用できるように様々な工夫を行ってくれる塗装業者もあります。
ただ、業者のやり方などによってはエアコンの使用に配慮できる時と出来ない時があります。
塗装工事中のエアコンの使用はすべての業者ですべてのお家に対して行えるとは限りませんのでご注意ください。
<エアコンの室外機だけ特殊な養生をしてくれる>
室外機の養生は一般的にビニールシートで覆いテープで留めます。
特殊な養生材が最近登場したおかげでカバーしたままでもエアコンが使用できるものもあります。
この養生には特殊な通気口があり、塗料が入り込まないようなものになっています。
ですが、使用する場面が限定的であることや室外機の大きさによっては使用できないので、特殊な養生シートも持っている業者は多くありません。
特殊な養生シートがある場合、打合せの際に使えるかどうか業者に相談しておく必要があります。