ALC外壁について
こんにちは。奈良の香芝市で外壁塗装・屋根塗装を行っている株式会社ヨネヤweb担当の藤本です。宜しくお願い致します。
今回は人気の外壁材のひとつでもあるALC外壁についてご紹介します。
ALCは100年以上も前からドイツやスウェーデンなどのヨーロッパで作り続かれている外壁材です。
ペースト状にした硅石や生石炭、セメントを急泡剤を添加して気泡の発生したものを高温・高圧蒸気釜で10時間以上焼き固めた軽量のコンクリートです。
ALCは耐久性も高く、建築物の構造材料として一般住宅から高層ビルまで外壁、屋根、床用など様々な用途で使用されています。
(ALCの外壁)
(ALC外壁のメリット)
①耐久性が非常に高い。
ALC外壁は第一に耐久性が非常に高いことがメリットになります。熱や乾燥に強いのでALCボードにひび割れや反りが発生しにくい特徴があります。
②ALC外壁は軽い
ALC外壁は非常に軽く細かい気泡が含まれていますので、 ALC外壁 もコンクリートですが圧倒的軽さを実現しています。
他の種類の外壁と比べて非常に軽いですので地震などの災害が発生した時にお家の負担を減らすことができます。自身からの安全性を高められるだけではなく、すぐに外壁の施工が可能です。
③ ALC外壁は 断熱性が高い
ALC外壁は断熱性が高いので夏の暑さや冬の寒さでも室内の温度を一定に保てるので断熱効果に優れています。
ALC外壁は 内部の気泡が空気が層を作るので熱伝導率が低く断熱性が高い素材です。
ALC外壁の熱伝導率はコンクリートの1/10。数ある種類の外壁材と比べてもかなり優れた断熱性を持っています。
④ ALC外壁は 耐火性・防火性が高い
ALC外壁 は耐火性や防火性が高いので火事等の危険性を低くする効果があります。主原料が無機質の硅石やセメントなどで構成されています。
熱を受けても燃えにくく火事からの安全性を高めてくれます。
⑤ALC外壁は遮音性が高い
ALC外壁 は 遮音性が高いのも特徴になります。 ALC外壁自体にに含まれている気泡が音を吸収して周囲からの騒音を防ぎます。
⑥調湿性に優れている
ALC外壁 は 調湿性に優れています。空気中の水分量をコントロールすることにより、結露の発生を抑えてくれます。
しかし、外の水分を吸収してしまうと調湿性が低下しますので、調湿性を保つためには防水性能がある塗料での塗装が必要です。しっかりと防水塗装することで湿気が気にならなくなります。
(ALC外壁のデメリット)
① ALC外壁は防水性が低い
外壁内部に細かい気泡が含まれていますので吸水性が高くなってしまいます。
ALC外壁は吸水性の高い素材のため耐候性が低いデメリットがあります。内部の気泡部分に雨水等が浸入してしまうと膨張やひび割れの原因になるので修復が難しくなります。
外壁にチョーキング現象(触ると手に色素が付着する)が発生している場合、外壁塗装をご検討下さい。
(外壁のチョーキング現象)
② ALC外壁 つなぎ目が多い
ALC外壁はつなぎ目が多いのも特徴です。このつなぎ目に水が浸入することで問題になります。
この水がALC外壁に侵入してきますと外壁が劣化する原因になります。ですので、つなぎ目にシーリングを行うことにより、水の侵入を防ぎます。
しかし、このシーリングが劣化していると水の侵入を防ぐことができません。
(シーリングの劣化 ひび割れ)
(ALC外壁を守るためには)
大事なお家を守るためには、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁の平均寿命は塗料によりますが、新築の場合、約12~15年程度、2~3回目の塗装の場合、15年~18年程度になります。
お早目のメンテナンス(塗替え)をお勧めします。
ALC外壁のメンテナンスでお困りの際はお気軽にヨネヤにお問い合わせください。
スタッフ一同お待ちしております。