水性塗料の特徴 前編
奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・大和高田市・生駒郡・田原本町のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
今回は水性塗料の特徴について一緒に見ていきましょう。
1.水性塗料の特徴
1-1水に薄めて使用する優しい塗料
水性塗料とは水と希釈して使用する塗料のことです。
水性塗料は水が主成分ですので環境にも非常に優しい塗料です。
一方、水ではなくシンナーで希釈する塗料を油性塗料または溶剤系塗料と言います。
油性塗料は使用する際、水性塗料よりも手間がかかるので難易度が高い塗料になります。
塗料は溶剤が多く配合されているほど強い塗膜が形成されます。
油性塗料は強い塗膜が形成されて耐久性に優れますが、シンナーで希釈する必要があり刺激が強いのでその点が短所でした。
このような油性塗料の短所を水性塗料が変えてくれました。
シンナーを含まない水性塗料は塗膜が弱い弱点がありましたが最近は目覚ましい技術の進歩などにより、油性塗料に負けずとも劣らない強さを発揮する水性塗料が出てくるようになりました。
現在の水性塗料は環境や人にやさしく強い塗膜が形成できるので環境を重視する現在の社会では理想の塗料になります。
1-2水性塗料は水に溶ける
水性という言葉から水性塗料は水に溶けてしまうことがあります。
ですが水性塗料に含まれる水分は塗装後、完全に揮発するので乾燥した際は水溶性ではなくなります。
乾燥すると塗料は塗膜といわれる保護膜が形成されますが塗膜が硬化すると雨水などに負けて溶けてしまうことはありません。
2.水性塗料のメリット
2-1施工が簡単
水性塗料はほとんどが1液性で塗料のみか塗料と水だけで塗装ができるタイプがあります。
そのため塗装を行う際に手間が少ないので施工しやすい塗料になります。
塗料は使用する時間が限られおり、塗料の使用中に別の容器に入れた状態で放置してしまうと乾燥していくので使用できなくなってしまいます。
フタをしっかりと閉めておけば水性塗料はそのままの状態でも翌日使用することが可能です。
逆に油性塗料は水性塗料に比べて使用できる時間が限られているので、手早く仕上げなければなりません。
多くの油性塗料は2液性なので油性塗料と硬化剤を混ぜて使用を行います。
油性塗料は水性塗料に比べて施工に手間がかかり、塗装の技術も必要になります。
2-2悪臭が少ない
水性塗料は名前の通り水で希釈を行うのでシンナーを使った時のような強い臭いがありません。
作業する時の臭いが気になりにくいので、塗装の際はあまり臭いが気になりません。
逆に油性塗料は希釈するのがシンナーなので、当然臭いが強くなります。
水性塗料はこういった臭いを軽減できるのも特徴になります。
油性塗料はシンナーを使用しますので健康被害を起こさないために塗装用のマスクが必要になりますが水性塗料は臭いがほとんどないので塗装用のマスクは必要ありません。
2-3価格が安い
水性塗料は油性塗料よりやや価格は安くなります。
水性塗料は外壁塗装のコストを抑えることにも活躍します。
ですが水性塗料の耐久性は油性塗料に比べた場合やや落ちてしまうので過酷な環などにはあまり向きません。
塗料の選択はコストと耐久性の兼ね合いを考えて選んだ方が良いでしょう。
ですが水性塗料は近年かなり進歩しており、耐久性が高い塗料も数多くありますので、油性塗料を好まない方には高耐久性の水性塗料を使用することをおすすめします。。
2-4有毒性が低い
主成分が水である水性塗料は人体への有毒性が非常に低い塗料です。
油性塗料に使用するシンナーは人体に悪影響のある物質なので使用する場合は十分な注意が必要になります。
周辺環境や人体に悪影響を与えない塗料を選ばれる場合は水性塗料をおすすめします。
2-5燃えない
水性塗料の主成分は水なので油性塗料と違い引火性がありませんので引火する可能性はありません。
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