水性塗料の特徴 後編
奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・大和高田市・生駒郡・田原本町のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
今回も水性塗料の特徴について続編を一緒に見ていきましょう。
目次
3.水性塗料と油性塗料の違い
3-1におい
塗料には様々な化学物質が含まれているため、独特に臭いがあります。
水性塗料にも臭いはありますが、油性塗料と比較した場合かなり臭いが抑えられています。
逆にシンナーや硬化剤などを混ぜる油性塗料は塗装している時の臭いが強くなるという特徴があります。
またシンナーは人体に有毒な物質なので吸い込むと健康被害を引き起こす恐れがあるので作業を行う際は塗装用のマスクを着用します。
3-2耐久性
耐久性は水性塗料と油性塗料では油性塗料に軍配が上がります。
油性塗料は硬化剤を使用しているため強靭な塗膜を形成できるという理由ですが、近年では水性塗料の発達が目覚ましく塗膜や耐久性も油性塗料とほとんど差がありません。
ですが一般的な油性塗料の方が耐久性に優れていることが多く、第一に耐久性を追求する場合は油性塗料が良いと言えます。
また、耐用年数が長いと最終的にメンテナンス回数を減らせてトータルコストを抑えられます。
3-3希釈する材料
塗料はそのまま使えるものもありますが、ほとんどの塗料が水や溶剤などで希釈して塗装を行います。
水性塗料は水で希釈を行い、油性塗料はシンナーで希釈を行います。
油性塗料はシンナーを使用するので臭いがきつくなります。
油性塗料を塗装時に使用する際はシンナーを吸い込まないように塗装用のマスクを使用して作業を行います。
3-4密着性
密着性とは下地と塗料がどれくらい密着するかという指標です。
一般的には油性塗料の方が水性塗料よりも密着性が高くなります。
密着性が高いと塗膜の強度が上がりますので強靭な塗膜を作りたい場合は油性塗料を使用した方が良いでしょう。
3-5有毒性
水性塗料に含まれる有害物質は油性塗料に比べて有害性が少なく環境や人体にも優しい塗料になります。
また、油性塗料に含まれる化学物質はシックハウス症候群を引き起こす可能性があるのでご注意ください。
水性塗料を使用することでシックハウス症候群のリスクを軽減できます。
4.水性塗料の注意点
4-1下地の水分に注意する
水で希釈する性質がある水性塗料は外壁の下地などに水分が付着していると塗料が希釈されてしまいます。
希釈する量が変化すると施工不良につながりますので下地の状態には注意が必要です。
また下地に凹凸がある場合も仕上がりが美しくならないのでゴミやデコボコを除去するなどしっかりと下地処理を行ってから塗装を行う必要があります。
4-2天候に注意する
水性塗料を屋外で使用する場合は雨に注意が必要です。
塗膜が乾けば水性塗料は雨で流れ落ちることはないですが、塗装工事中に雨が降ると雨で塗料が流されてしまいます。
塗装業者などは水性塗料を使用する際、天気の良い日を選んで作業を行います。
また塗装業者は事前に天気予報を確認して作業を行っています。
4-3豊富な施工実績がある業者に依頼する
外壁や屋根の塗装を業者に依頼する場合、実績が豊富な業者に依頼した方が安心です。
また現在は水性塗料が主流になりますが、水性塗料での塗装実績が豊富なのか確認しましょう。
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
スタッフ一同お待ちしております!!