外壁塗装におけるキーワードを少しまとめてみました。
外壁リフォームにおける豆知識としてご参考に!
●クラック・ヒビ
外壁にクラック、ヒビが入っている状態では
内部に雨水が入ってくる可能性があります。
毛細管現象で壁の内部に雨水が広がる危険があります。
→ 基本的に、外壁に現れるヒビの原因は地震などの振動が多いと思います。
大きな国道沿いの家などは、トラックなどの大型車両による振動の場合も
ございます。このヒビも雨水の浸入が発生しますので要注意です!
●チョーキング現象
チョーキング現象とは、太陽の紫外線によって塗料が分解され、粉状となって
析出されたものを言います。本来の塗料の防水性能が失われ、外壁の劣化が促進される
可能性がございます。
→ 塗装がはがれてしまうと塗料という保護膜がないため、
太陽の紫外線や酸性雨などに直接、攻撃を受けてしまい
外壁の寿命を縮めています。外壁の下地がコンクリートの場合などは、
酸性雨の影響により、本来アルカリ性のコンクリート成分が中和され、
酸化するため劣化を促進させてしまいます。
この状態が進行すると、コンクリート内部の鉄筋が腐食され、
腐食した鉄筋の膨張により表面のコンクリートが崩れ落ちてしまいます!
●凝集破壊
窯業系サイディングのひび割れを言います。
不良シーリング材の使用や混合不良によって生じる現象で、
表層部が劣化したり、目地が膨れたりします。
→ 外壁のパネルとパネルを繋いでいるゴム状の柔らかい物質をシーリングといいます。
窓と壁の接合部分にも打ってあります。このシーリングの役割は地震の振動を吸収したり、
雨水の浸入を防ぐ為の大事な役割を果たし、一般的に「コーキング」とも
言われることもございます。このシーリングが劣化するという事は、
雨水の浸入を許してしまうことになります。
外壁の内側に雨水が入ると壁の内側は防水処理がしてない為、
壁の内部の木材などの腐食の原因となります。