艶有り艶無しの違いと注意点 前編
奈良県の香芝市・葛城市・北葛城郡・大和高田市・生駒郡のみなさん、こんにちは!
宜しくお願いします。
今回は外壁塗装を行われる際に艶有りと艶無しの違いと注意点などを一緒に見ていきましょう。
目次
1.外壁塗装の艶有り艶無しとは
1-1艶の定義
塗料の艶については明確な定義はありません。
しかし、一般的には塗料が乾いた時に光がどれくらい反射するかで艶があるのかないのかを判断します。
艶有りは光を多く反射して艶無しはほとんど光を反射しないものになります。
また、他にも艶には5分艶や7分艶などもあります。
どれくらいの艶が出るかは塗料によっても異なるのでサンプルなどを確認して判断することが重要です。
1-2艶有り艶無しの違い
塗料の乾燥後におおむね光を70%程度反射する塗料のことを艶有りと呼ぶことが多いです。
塗装を行い乾燥した時に光沢感があるものを艶有り、マットな感じになるものが艶無しの塗料です。
またどの程度艶が出るかに関しては商品によって違いがありますのでサンプルなどで確認すると良いと思います。
2.艶有り艶無しは塗料で決まる
2-1製造段階で艶感が決まる
基本的に塗料の艶というのは塗料を製造した時に決まります。
塗装後に艶を変えたいと思っても基本的に後から追加することは不可能です。
また、もともとほとんどの塗料は艶感があります。
艶無しの塗料に関しては艶を消すために製造段階で艶消し材などを混ぜて艶無し塗料を作成しています。
艶消し材を入れることにより塗料本来の機能が発揮しづらくなり艶有り塗料よりも耐久性が低下してしまいます。
2-2艶有り艶無しを確認する方法
塗料が艶有りか艶無しかを確認するには塗料の缶の表示を確認します。
艶有りか艶無しか塗料自体を見て判断するのは難しいので、購入前に確認が必要です。
艶には何段階か種類があります。
しかし、艶無し塗料自体を販売していない塗料もあります。
艶の程度を選択されたいときは複数の艶を販売している塗料を探す必要があります。
3.艶の種類
3-1艶有り
艶有り塗料は全艶と言われています。
一番艶が強く出るタイプの塗料になります。
艶有り塗料で塗装を行うと光を反射する働きがあるので新築のお家のように見えます。
一方で見た目がギラギラするため、周囲から目立つことあります。
周囲と建物と調和したいときなどは落ち着いた色にしたり、艶の程度を落としたりするなどして工夫する必要があります。
3-2 7分艶
7分艶とは艶が7割程度の塗料になります。
艶有り塗料より光の反射率は少ないですが、乾燥後の塗膜には光沢があります。
艶有り塗料は目立ちすぎるので艶を少し抑えたい方に役立つ塗料です。
3-3 5分艶
5分艶は艶有り塗料の半分くらいの光を反射する塗料になります。
全艶ほど光沢感はありませんがある程度光を反射します。
適度に光沢を出したい方や汚れを壁面につきにくくしたいときに便利です。
3-4 3分艶
3分艶は艶有りの3割程度の光を反射する働きがあります。
光の反射率が5分艶よりも低く、テカリがかなり抑えるので仕上がりが落ち着いた感じになります。
艶はあまり出したくない方や壁面に汚れをつきにくくしたい場合に向いています。
3-5艶無し
艶無しは艶消し材などを使って光の反射をなくした塗料です。
光を全く反射しないのでマットで落ち着いた感じになります。
光反射がほとんどないので、汚れが目立ちやすい点もあります。
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